吉高由里子さんは、透明感と存在感を兼ね備えた女優として多くのドラマに出演しています。繊細な感情表現からコミカルな演技まで幅広くこなすその演技力は、多くの視聴者を魅了し続けています。特に主演を務めた作品では、視聴率と話題性の両方を確実に獲得しており、ドラマ界に欠かせない存在となっています。
ブレイクのきっかけは『蛇にピアス』から
映画での評価も高い吉高さんですが、彼女の演技がテレビドラマで注目されたのは、2008年の映画『蛇にピアス』での鮮烈な演技がきっかけです。その後、テレビドラマでも個性的で強い印象を残す役どころを次々に演じ、人気を確立していきました。
『東京タラレバ娘』で見せたリアルな女性像
2017年に放送された『東京タラレバ娘』では、30代女性のリアルな恋愛と仕事への葛藤を描き、多くの女性から共感を集めました。吉高さんが演じた倫子のキャラクターは、恋に仕事に迷いながらも前向きに進む姿が印象的で、等身大の女性像を見事に表現していました。
朝ドラ『花子とアン』で国民的女優へ
NHK連続テレビ小説『花子とアン』（2014年）で主演を務めたことにより、吉高さんは国民的女優としての地位を確立しました。明治時代の翻訳家・村岡花子を演じるにあたり、方言や時代背景の表現も見事にこなしており、視聴者から高く評価されました。
『知らなくていいコト』での報道記者役も話題に
2020年放送の『知らなくていいコト』では、週刊誌記者という社会派の役柄に挑戦。仕事に対するプロ意識や、父親の秘密に直面しながらも真実を追求する姿を演じ、多くの視聴者に深い印象を残しました。この作品で見せた芯のある女性像は、吉高さんの新たな代表作の一つとなりました。
最新作『光る君へ』で大河初主演
2024年には、NHK大河ドラマ『光る君へ』で紫式部を演じ、初の大河主演を果たしました。歴史ドラマでの落ち着いた語り口や和装の所作も美しく、役への没入度の高さが話題となりました。これにより、吉高さんの演技の幅広さと深みが改めて評価されることとなりました。
吉高由里子さんの魅力は“引き込む力”にあり
吉高由里子さんのドラマには、視聴者を作品の世界に引き込む力があります。台詞の言い回しやちょっとした表情の変化、空気感の演出がとても自然で、まるで目の前でその物語が展開しているように感じられます。どのジャンルにも適応する柔軟な演技力は、彼女の大きな武器です。
まとめ：これからの活躍も楽しみな女優
吉高由里子さんは、今後もドラマ界での活躍が期待される女優の一人です。ラブストーリー、社会派、時代劇などさまざまなジャンルで存在感を放ち続けている彼女の次回作にも、ぜひ注目してみてください。
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