端正なルックスと確かな演技力で、映画界のみならずドラマ界でも存在感を放つ吉沢亮さん。今回は「吉沢亮 ドラマ」をテーマに、代表作や役柄の幅広さ、視聴者を惹きつける理由についてご紹介します。
俳優デビューから注目を集めた初期ドラマ
吉沢亮さんは2011年に特撮ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』でデビューしました。クールな性格の朔田流星(仮面ライダーメテオ)役を演じ、端麗なビジュアルとアクションシーンで一気に注目を集めました。この経験が、のちに多彩な役柄へ挑む土台となったのです。
『サバイバル・ウェディング』で見せた爽やかな年下彼氏役
2018年放送の『サバイバル・ウェディング』では、ヒロインを一途に想う年下彼氏・柏木祐一を演じました。優しさと誠実さがあふれるキャラクターが視聴者の心をつかみ、「こんな彼氏がほしい」という声が続出しました。ラブコメ作品でも違和感なく溶け込める柔軟さが際立ちました。
朝ドラ『なつぞら』で国民的俳優へ飛躍
2019年のNHK連続テレビ小説『なつぞら』では、主人公を見守る青年・山田天陽を好演しました。絵を愛する繊細な役柄を通じて、吉沢さんの静かな情熱と深い表現力が広く周知されました。朝ドラ出演を機に、全年齢層へ支持が拡大した点は大きな転機です。
『青天を衝け』で大河ドラマ初主演の快挙
2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』で、日本資本主義の父・渋沢栄一を演じました。少年期から晩年までを一人で演じ切る重責を担い、エネルギッシュさと品格を両立させた演技が高評価を獲得。大河主演という偉業で、“実力派”の称号を不動のものにしました。
幅広いジャンルを制する演技の引き出し
吉沢亮さんの強みは、シリアスな歴史人物からラブコメのピュア男子、サイコスリラーのダークヒーローまで演じ分ける振り幅です。視線や声色の微妙な変化で人物の内面を描き、観る側に「この人は本当にその役を生きている」と感じさせる没入感をもたらします。
今後期待されるドラマでの新境地
映画『キングダム』シリーズなど大型作品が続く一方、地上波・配信ドラマへの出演も噂されています。30代に突入したこれからは、父親役や社会派作品にも挑む可能性が高く、さらに深みのある演技が期待されます。次はどんなドラマで私たちを驚かせてくれるのか、注目していきたいですね。
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