内田有紀さんは1990年代にトップアイドルとして人気を博し、その後、女優業に専念してからも高い評価を受けている実力派女優です。近年は年齢を重ねるごとにその演技力が光り、ドラマ界に欠かせない存在となっています。
『ドクターX』での存在感が話題に
内田有紀さんの代表作といえば、テレビ朝日系の人気医療ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』シリーズです。彼女が演じる城之内博美は、冷静で優秀な麻酔科医。大門未知子(米倉涼子)との信頼関係や時に見せるユーモアも魅力で、シリーズを通して人気キャラクターとなりました。
『まんぷく』で見せた朝ドラヒロインの母としての演技
NHK連続テレビ小説『まんぷく』では、ヒロイン・福子(安藤サクラ)の母親役を好演。厳しさの中に母としての愛情をしっかりと感じさせる演技は、多くの視聴者の共感を呼びました。内田さんの落ち着いた雰囲気と品のある演技が、作品全体に深みを与えていました。
『アリスの棘』ではシリアスな復讐劇に挑戦
TBSドラマ『アリスの棘』では、物語のキーパーソンとなるキャラクターを演じ、シリアスな復讐劇の緊張感を一層高めました。内田さんの内面からにじみ出る“闇”の表現は秀逸で、視聴者を引き込む演技に圧倒されました。
『天国と地獄』でのミステリアスな役柄も話題に
2021年放送の『天国と地獄〜サイコな2人〜』では、ミステリアスな雰囲気を漂わせる女性を演じ、物語の鍵を握る人物として強烈な印象を残しました。表情ひとつで視聴者をドキッとさせる演技力の高さは、さすがとしか言いようがありません。
幅広いジャンルに対応できる柔軟な演技力
内田有紀さんの魅力は、シリアスな医療ドラマからミステリー、ホームドラマまで、幅広いジャンルに柔軟に対応できる演技力にあります。どの役柄も自然体で演じているように見えるその演技は、まさに“引き算の美学”とも言えます。
今後の出演作にも注目が集まる女優
年齢を重ねるごとに深まる内田有紀さんの演技。今後もドラマ界を支える名バイプレイヤーとして、また時には主演としても、さまざまな作品で活躍してくれることが期待されます。次にどのような役柄に挑戦するのか、ファンの間でも注目が高まっています。
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